デジタルホワイトボード(電子黒板)は、様々な活用ができます。実際にどのように活用できるのか、詳しく見ていきましょう。
デジタルホワイトボードの主な機能といえば、ホワイトボード機能です。画面上に専用ペンや指を使って文字を書き込めるだけでなく、画像や動画も表示できます。
また書き込んだ内容を保存できる機能も搭載されているデジタルホワイトボードもあります。書き込む際のペンの太さや色を自由に切り替えることができるので、視認性も上がります。
会社の入り口にデジタルホワイトボードを設置すると、ウェルカムボードとしても使用できます。デジタルホワイトボードは静止画だけでなく動画も表示できるため、お客様が多く来訪される日にはオリジナルのウェルカムボードとして画像や映像を作成し、映し出しておくことでお客様に喜んでもらえるでしょう。
従来の掲示板といえば、壁にボードを設置して紙を貼り付ける方法で掲載を行っていました。その場合、紙をその都度貼り替えなくてはならない手間がかかります。また古い情報が記載したままになっており、見た人に伝わる情報が古いもので情報が混乱するというデメリットもあります。
電子掲示板としてデジタルホワイトボードを導入すると、ツールで管理しているスケジュールや新しい情報を映し出すことができ、リアルタイムの情報を多くの人に伝えられます。
デジタルサイネージの導入にデジタルホワイトボードを活用する際、アプリが使用できるものであればSTBは不要です。デジタルホワイトボードだけですぐにデジタルサイネージが導入できます。
デジタルサイネージの中でも、指で操作して情報を得る「タッチコンテンツ」というものがあります。ショッピングセンターでは、フロアマップを表示したり目当てのお店を探したりできるようにとタッチコンテンツのあるデジタルサイネージが設置されていることが多いです。
デジタルホワイトボードは元々タッチセンサーが搭載されているため、タッチコンテンツ形式でデジタルサイネージを導入したいときでも対応可能。さらに操作性も向上します。
デジタルサイネージには、オフラインのコンテンツを再生するスタンドアロン型とインターネットを使ってリアルタイムで更新できるネットワーク型があります。
ネットワーク型のデジタルサイネージをディスプレイに導入しようと思うとネットワーク接続の手間がかかりますが、デジタルホワイトボードの場合はあらかじめ有線・無線LANなどに対応しているため、反映が簡単です。WEBサイトから更新した情報を、即座にデジタルサイネージに表示できます。
デジタルホワイトボードは、シンプル機能でコスパの良い製品から、機能が豊富で様々なシチュエーションに対応できる製品までさまざま。「機能が複雑で活用できなかった」「必要な機能が備わっていなかった」など、導入後に後悔しないためには、オーバースペックでもアンダースペックでもない、自社の用途にマッチした機能を持つ製品を選ぶ必要があります。
以下の3つの機能はデジタルホワイトボードが持つ機能を分類したもの。実際に職場で利用している様子を思い浮かべながら、自社ではどの機能が欲しいかを選んでみましょう。
白い画面に加え、プレゼン資料、写真、工程表などを投影しながら、書き込むことができる基本的な機能。
オフライン会議に関する課題を抱える企業なら、こういった基本的な機能だけを持つ製品で十分解決できます。
参加人数の多いWeb会議になると、今誰が話しているかがわからなくなり、議論がいまいち盛り上がらないという経験はございませんか?
そういったWeb会議を活性化したい企業には、カメラやスピーカーにこだわった製品がオススメ。
遠隔地にある開発部/工場との図面のやりとりの質を向上したい企業にオススメなのが相互書き込み機能。
「通常のWeb会議では指摘が正しく伝わらない。かといって現地へ訪問するにはコストがかかる」といった課題を解決してくれます。
※選定条件
「デジタルホワイトボード」でGoogle検索して上位10ページ内に表示された23社のうち、下記の条件に合う3社を選定(2022年3月時点)。
①基本的な機能重視
基本的な機能だけを持つ製品の中で、モニター性能が最も高い(4Kかつ450cdという高輝度)。
②高性能カメラ/スピーカー重視
Web会議に役立つ「発言者の顔を自動でクローズアップする機能」を唯一持つ。
③相互書き込み機能重視
相互書き込み機能がある製品の内、同じ製品を持つ遠隔間での共有可能台数が一番多い(最大20台)。