【企業・自治体向け】デジタルホワイトボード(電子黒板)導入ガイド
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デジタルホワイトボード(電子黒板)の種類

デジタルホワイトボード(電子黒板)は大きく3つの種類に分けられます。目的に合わせてより使いやすいデジタルホワイトボード(電子黒板)を選びましょう。

目次

タッチディスプレイ型

タッチディスプレイ型のデジタルホワイトボード(電子黒板)は、スマートフォンやタブレットがそのまま大きくなったようなタイプです。液晶ディスプレイにタッチパネル機能が搭載されています。2008年から国の施策で教育現場へ導入されるようになりました。直接触って操作ができるため、メンテナンスも簡単。また画質も4Kへの移行が加速しており、より鮮明な画像でわかりやすい授業が展開できます。

メリット

タッチディスプレイ型は明るく鮮明な画像が特徴で、生徒に見やすく伝わりやすい授業が行えます。また単体で機能するので、外部機器との接続作業をする必要はありません。さらに液晶は寿命が長いため、ランニングコストの削減にもつながるでしょう。

デメリット

タッチディスプレイ型で問題となりやすいのは、画面の小ささです。教室の広さにもよりますが、50インチぐらいではサイズが小さい場合が多いでしょう。以前は大きなサイズのタッチディスプレイ型はあまり見かけなかったのですが、こうしたデメリットを踏まえてより大型のサイズの販売も行われています。もちろん大きくなればなるほど初期費用は増えるため、設置できるスペースや生徒数、予算とのバランスを考えて導入しましょう。

プロジェクター型

プロジェクター型は、データや映像を投影することができるデジタルホワイトボード(電子黒板)です。今使っている黒板やホワイトボードと併用しているケースも多く見受けられます。以前はランプ交換型が主流でしたが、LEDやレーザー光源を採用したモデルへと切り替わり、より明るくて起動がスピーディーになるなどの改良が加えられています。

メリット

プロジェクター型は、プロジェクターを設置して既存の黒板やスクリーンに映し出すことができるため、教室のレイアウトを変更する必要がなく導入しやすい点がメリットです。また投影する映像の大きさが変えられるため、教材の中でもより注目してほしい部分を大きく映し出すことができます。

デメリット

映像の質はアップしているとはいえ、やはり液晶ディスプレイと比較すると画質は劣ります。またPCと接続して使用する必要があるため、授業の前後に準備・片付けをする手間がかかります。

ユニット型

ユニット型は、電子黒板機能をもっていないデジタルテレビ・プロジェクターを取り付けるだけで電子黒板として使用できるというタイプです。電子黒板が気になっているけれど、実際の使い心地を試してみたい…というときに選択するケースが多いです。

メリット

すでに所持しているテレビやモニターを使うことができるため、新しくデジタルホワイトボード(電子黒板)を購入する必要はなく、初期費用が抑えられる点はメリットです。

デメリット

本来であればデジタルホワイトボードとしての機能を果たしていないテレビやモニターを使用するため、スムーズな書き心地が得られない可能性があります。またテレビやモニターによっては対応していないケースもあるので、使用したいテレビやモニターが対応しているかどうかの確認が必要です。

このサイトでは、活用シーンごとにおすすめのデジタルホワイトボード3選を紹介しているので、ぜひそちらもチェックしてみてください。

デジタルホワイトボードの主な活用シーンとおすすめ製品

一口にデジタルホワイトボードといっても、シンプルな機能でコスパの良い製品から、機能が豊富で多様なシチュエーションに対応できる製品までさまざまです。
「機能がありすぎて使いこなせなかった」「必要な機能が備わっていなかった」など、導入後に後悔しないためには、自社の用途にマッチした機能を持つ製品を選ぶよう注意しましょう。
ここでは、ビジネス向け製品を取り扱うデジタルホワイトボード(電子ホワイトボード)を調査。活用シーン別に、おすすめの製品を紹介します。自社の活用シーンを思い浮かべながらチェックしてみてください。

企画・制作会議などでの
書込みや共有に使うなら
ミライタッチBiz
(さつき株式会社)
ミライタッチBiz公式
引用元:ミライタッチBiz公式
(https://biz.mirai-touch.com/)
おすすめな理由

社内会議に特化したシンプルな機能を持つデジタルホワイトボードのうち、最も低コストで導入できる

公式サイトで詳しく見る

特徴を詳しく見る

設計・製造間などでの
遠隔共同作業に使うなら
RICOH
InteractiveWhiteboard

(リコージャパン株式会社)
リコージャパン株式会社
引用元:リコージャパン株式会社
(https://www.ricoh.co.jp/iwb/d)
おすすめな理由

離れた拠点間においても、スムーズな相互編集や、遅延なく高品質な映像を配信できる独自技術を備える

公式サイトで詳しく見る

特徴を詳しく見る

店舗・ショールームでの
プロモーションに使うなら
BIG PAD
(シャープマーケティングジャパン株式会社)
リコージャパン株式会社
引用元:シャープマーケティングジャパン株式会社
(https://jp.sharp/business/bigpad/)
おすすめな理由

高品質ディスプレイ&タッチセンサーで、より臨場感ある視覚表現ストレスないタッチ体験を実現できる

公式サイトで詳しく見る

特徴を詳しく見る

▼選定基準
■おすすめの理由:Googleで「デジタルホワイトボード」として検索して調査した32社より、下記理由より選定(2024.3.20時点)
・ミライタッチBiz…調査した32社中、社内会議向けに「書く・映す・共有する」に特化しており、価格表記がある製品のうち、65型で437,800円(税込)~と最も安い※実際の販売価格は、販売店により異なる。
・RICOH InteractiveWhiteboard...調査した32社中、唯一独自のイントラネットワークとストリーミング技術により、RICOH IWB同士で同時に編集ができる。
・BIG PAD...調査した32社中、唯一最高輝度450cd/m2以上、およびきめ細かい位置検出が可能な静電容量方式タッチパネルを採用。