【企業・自治体向け】デジタルホワイトボード(電子黒板)導入ガイド
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不動産業

不動産業でのデジタルホワイトボードの使い方

物件情報を視覚的にプレゼンテーション

不動産営業において、物件の間取り図や写真・動画を大画面に表示しながら説明すると、顧客の理解度が高まります。デジタルホワイトボードを使えば、間取り図の上に直接コメントを書き込んだり、矢印を引いたりすることが可能です。

例えば、「リビングの広さ」「収納スペースの配置」「日当たり」など顧客が知りたいポイントをリアルタイムで示す、資料として物件周辺の地図・交通アクセス情報・周辺施設の写真など画面上で素早く切り替えて表示する、といった対応が可能となるでしょう。

リモート内覧

遠方の顧客や忙しくて来店が難しい顧客に対して、オンラインで物件内覧を行うことができるでしょう。デジタルホワイトボードを活用すれば、バーチャルツアーで画面に映る物件情報をリアルタイムに解説し、手書きで補足情報を追加できます。

メリットとして、顧客が疑問点を指摘した際に、その場で具体的な画像や図面を表示しながら解説できるため、顧客の物件に対する理解を深めることに繋げられます。また、内覧映像とホワイトボード上の書き込みを同時に見せることで、オンライン内覧でも対面に近いレベルで説明を行うこともできるでしょう。

部署・担当者ごとの情報共有

不動産会社では、営業担当、管理部門、契約担当など部署が分かれています。デジタルホワイトボードを導入することで、進捗状況の見える化で売買や賃貸契約の進行度合いを一括管理。スタッフ全員が同じ情報を把握しやすくなります。

また、顧客情報の即時共有によって、 問い合わせ内容や内覧希望日、予算などをホワイトボードで共有し、引き継ぎの際に漏れを起きにくくすることも可能。そのほか、物件の担当者や管理担当者がその場で意見交換しやすくなり、部門間のコミュニケーションが活性化することにも繋がります。

不動産業がデジタルホワイトボードを導入する場合のポイント

操作性の良さ

導入する機器やソフトウェアの操作が複雑すぎると、現場スタッフだけでなく顧客も利用がしづらいなどの問題が現れます。ペン入力やタッチ操作など、シンプルでわかりやすい操作性の製品を選ぶと良いでしょう。

既存システムとの連携

不動産会社では、営業管理システムや顧客管理システムなど、既に使用している業務ツールが存在する場合が多いです。これらとスムーズに連携できるかをチェックすることが大切です。

不動産業での導入事例

営業ツールとして活用

ある不動産会社では、商談の際にデジタルホワイトボードを活用し、テレビ会議アプリのZOOMと組み合わせることで、遠方に住む顧客とも効率的に対面に近い形で商談を行っています。

導入した効果として、参加者が物理的に移動する必要がないため、顧客の移動時間と交通費を削減させられたとのこと。遠方の顧客であれば負担が大きく軽減できるので、顧客の参加しやすくなるでしょう。また、時間的な柔軟性も確保できるので、通常の営業時間外であっても商談を設定することが可能になり、顧客の都合に合わせた対応がしやすくなったとのことです。

参照元:ANSHI TOUCH| インタラクティブホワイトボード導入事例【不動産業界編】(https://high-tech-whiteboard.com/real-estate/

よりよい接客ができるように

株式会社国保住建では、顧客とのやり取りにおいて齟齬を防ぎ、より正確でスムーズなコミュニケーションを実現するためにデジタルホワイトボードを導入。事前に想定していた「ディスプレイに地図や資料を投影しながら、その場で必要な書き込みを加えつつ説明する」という接客を行うことができるようになりました。

相続に関連する情報整理の場面など、複雑な情報でも視覚的に整理でき、顧客にとっても理解しやすい環境を提供できているとのことです。

参照元:ナイスモバイル株式会社|株式会社国保住建様(https://nicemobile.jp/case/kokubojuken/
デジタルホワイトボードの主な活用シーンとおすすめ製品

一口にデジタルホワイトボードといっても、シンプルな機能でコスパの良い製品から、機能が豊富で多様なシチュエーションに対応できる製品までさまざまです。
「機能がありすぎて使いこなせなかった」「必要な機能が備わっていなかった」など、導入後に後悔しないためには、自社の用途にマッチした機能を持つ製品を選ぶよう注意しましょう。
ここでは、ビジネス向け製品を取り扱うデジタルホワイトボード(電子ホワイトボード)を調査。活用シーン別に、おすすめの製品を紹介します。自社の活用シーンを思い浮かべながらチェックしてみてください。

企画・制作会議などでの
書込みや共有に使うなら
ミライタッチBiz
(さつき株式会社)
ミライタッチBiz公式
引用元:ミライタッチBiz公式
(https://biz.mirai-touch.com/)
おすすめな理由

社内会議に特化したシンプルな機能を持つデジタルホワイトボードのうち、最も低コストで導入できる

公式サイトで詳しく見る

設計・製造間などでの
遠隔共同作業に使うなら
RICOH
InteractiveWhiteboard

(リコージャパン株式会社)
リコージャパン株式会社
引用元:リコージャパン株式会社
(https://www.ricoh.co.jp/iwb/d)
おすすめな理由

離れた拠点間においても、スムーズな相互編集や、遅延なく高品質な映像を配信できる独自技術を備える

公式サイトで詳しく見る

店舗・ショールームでの
プロモーションに使うなら
BIG PAD
(シャープマーケティングジャパン株式会社)
リコージャパン株式会社
引用元:シャープマーケティングジャパン株式会社
(https://jp.sharp/business/bigpad/)
おすすめな理由

高品質ディスプレイ&タッチセンサーで、より臨場感ある視覚表現ストレスないタッチ体験を実現できる

公式サイトで詳しく見る

▼選定基準
■おすすめの理由:Googleで「デジタルホワイトボード」として検索して調査した32社より、下記理由より選定(2024.3.20時点)
・ミライタッチBiz…調査した32社中、社内会議向けに「書く・映す・共有する」に特化しており、価格表記がある製品のうち、65型で437,800円(税込)~と最も安い※実際の販売価格は、販売店により異なる。
・RICOH InteractiveWhiteboard...調査した32社中、唯一独自のイントラネットワークとストリーミング技術により、RICOH IWB同士で同時に編集ができる。
・BIG PAD...調査した32社中、唯一最高輝度450cd/m2以上、およびきめ細かい位置検出が可能な静電容量方式タッチパネルを採用。