【企業・自治体向け】デジタルホワイトボード(電子黒板)導入ガイド
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デジタルホワイトボード(電子黒板)とミラーリングをする方法

このページでは、デジタルホワイトボード(電子黒板)とのミラーリングの方法や活用法についてまとめています。

目次

デジタルホワイトボード(電子黒板)のミラーリングとは

デジタルホワイトボード(電子黒板)のミラーリングとは、パソコンやスマートフォン、タブレットなどのデバイスとデジタルホワイトボードを同期させ、デバイスの画面をデジタルホワイトボードにもリアルタイムで表示させる技術です。

デジタルホワイトボードのミラーリングはデバイスの操作者と他の人が同じ情報を視覚的に共有できるなど様々なメリットがあります。

デジタルホワイトボード(電子黒板)とミラーリングを行う方法は?

接続環境を整える

デジタルホワイトボードとデバイスのミラーリングでは、まず両者を接続するための環境を整えなければなりません。デジタルホワイトボードとデバイスを接続する方法としては、USBケーブルやHDMIケーブルなど有線によって接続する方法と、BluetoothやWi-Fiを使って無線方式で接続する方法の大きく2種類があります。

どのような接続方式を採用できるかは、デジタルホワイトボードやデバイスによって異なるため、まずは両者の設定や機能を確認することが必要です。なお、接続方式によっては1つのデバイスから複数のデジタルホワイトボードへミラーリングできる場合もあります。

アプリのインストール・確認

ミラーリングをする場合、一般的にはそれぞれのデジタルホワイトボードに対応したアプリをデバイスへインストールしなければなりません。アプリはデジタルホワイトボードの機種やメーカーに特有のものから、Chromecast(Google Home)のようにGoogleが提供している汎用的なものまで様々なものがあり、適合するものを選択するようにしてください。

Chromecastの設定

Chromecastを利用する場合、Google Homeというアプリをデジタルホワイトボードへインストールした上で、デバイスとデジタルホワイトボードを何らかの方法で接続し、デジタルホワイトボードを起動します。するとデジタルホワイトボード側でChromecastが機器を認識し、画面表示に関する設定(セットアップ)を行うことが可能になります。

タブレットの設定

デジタルホワイトボード側のセットアップが完了すれば、続いてミラーリングさせたいデバイスを起動させます。なお、デバイス側でも同様にGoogle Homeを事前インストールしておきましょう。

アプリを起動させセットアップを開始すると、自動的に接続されているデジタルホワイトボードが認識されるため、デジタルホワイトボードの画面に表示されているコードとデバイスに表示されているコードが同じであることを確認します。

Wi-Fiのパスワード入力

Wi-Fi(無線LAN)を使ってデジタルホワイトボードとデバイスを接続する場合、Chromecastの利用場所を設定した上で、接続させたいWi-Fiの名称を選択して接続パスワードを入力します。なお、Wi-Fiの名称が自動的にリスト表示されない場合、手動で入力することも可能です。

デジタルホワイトボード(電子黒板)とミラーリングすると何ができる?

会議やプレゼンでの情報共有

デジタルホワイトボードのミラーリングを活用することで、モバイルパソコンやタブレットの画面に表示されている内容を、デジタルホワイトボードの大画面に映し出して複数の人と視覚的に情報を共有することが可能になります。

そのため、例えば会議の参加者へ個々に資料を配付しなくても、全員が大画面で同じ情報を見ながら情報確認や議論を進められることがメリットです。また、複数のデバイスを登録しておけば、発表者が変わった際にも速やかに画面を切り換えることができます。

リアルタイムの資料の更新や動画の使用

ミラーリングされている画面は接続済みのデバイスと同期されているため、例えば表示している資料に誤りがあったり情報が古かったりした場合、その場で情報を更新して適切な内容を表示することが可能です。

またスライドショーや動画といった資料をデジタルホワイトボードの画面に表示できるため、紙ベースの資料では再現できない情報共有環境を構築できる点もメリットです。その他、スピーカーなどと接続すれば音量を上げることもできます。

マルチ環境での情報共有

複数のデジタルホワイトボードやデバイスと接続できるようにしておくことで、1台のタブレットを操作しながら複数のデジタルホワイトボードへ情報を表示させたり、無線接続を併用することで複数の場所にも同じ情報を共有したりすることが可能となります。

これにより大きな会議室でのプレゼンテーションや、大人数が参加する研修会などでもスムーズな議事進行を叶えやすくなるうえ、場合によってはリモート参加者を招くといったことも可能です。

映画鑑賞やゲームにも利用可能

デジタルホワイトボードのミラーリングは会議やプレゼンテーション、研修といったビジネス用途だけでなく、個人の映画鑑賞やゲームといった趣味にも活用できることが魅力です。

デジタルホワイトボードと高音質スピーカーなどを併用すれば、自宅や事業所の一角にプライベートシアターを構築することも可能であり、アイデア次第でさまざまな使い方を検討できる点は見逃せません。

デジタルホワイトボードの主な活用シーンとおすすめ製品

一口にデジタルホワイトボードといっても、シンプルな機能でコスパの良い製品から、機能が豊富で多様なシチュエーションに対応できる製品までさまざまです。
「機能がありすぎて使いこなせなかった」「必要な機能が備わっていなかった」など、導入後に後悔しないためには、自社の用途にマッチした機能を持つ製品を選ぶよう注意しましょう。
ここでは、ビジネス向け製品を取り扱うデジタルホワイトボード(電子ホワイトボード)を調査。活用シーン別に、おすすめの製品を紹介します。自社の活用シーンを思い浮かべながらチェックしてみてください。

企画・制作会議などでの
書込みや共有に使うなら
ミライタッチBiz
(さつき株式会社)
ミライタッチBiz公式
引用元:ミライタッチBiz公式
(https://biz.mirai-touch.com/)
おすすめな理由

社内会議に特化したシンプルな機能を持つデジタルホワイトボードのうち、最も低コストで導入できる

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設計・製造間などでの
遠隔共同作業に使うなら
RICOH
InteractiveWhiteboard

(リコージャパン株式会社)
リコージャパン株式会社
引用元:リコージャパン株式会社
(https://www.ricoh.co.jp/iwb/d)
おすすめな理由

離れた拠点間においても、スムーズな相互編集や、遅延なく高品質な映像を配信できる独自技術を備える

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店舗・ショールームでの
プロモーションに使うなら
BIG PAD
(シャープマーケティングジャパン株式会社)
リコージャパン株式会社
引用元:シャープマーケティングジャパン株式会社
(https://jp.sharp/business/bigpad/)
おすすめな理由

高品質ディスプレイ&タッチセンサーで、より臨場感ある視覚表現ストレスないタッチ体験を実現できる

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▼選定基準
■おすすめの理由:Googleで「デジタルホワイトボード」として検索して調査した32社より、下記理由より選定(2024.3.20時点)
・ミライタッチBiz…調査した32社中、社内会議向けに「書く・映す・共有する」に特化しており、価格表記がある製品のうち、65型で437,800円(税込)~と最も安い※実際の販売価格は、販売店により異なる。
・RICOH InteractiveWhiteboard...調査した32社中、唯一独自のイントラネットワークとストリーミング技術により、RICOH IWB同士で同時に編集ができる。
・BIG PAD...調査した32社中、唯一最高輝度450cd/m2以上、およびきめ細かい位置検出が可能な静電容量方式タッチパネルを採用。

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