ここでは、デジタルホワイトボード(電子黒板)を交換する時期の目安について解説しています。
なお、交換時期に関するデジタルホワイトボードに特化した情報は少ないため、以下の解説は業務用ディスプレイに関する情報を基にまとめています。業務用ディスプレイはデジタルホワイトボード(電子黒板)と隣接する製品なので、交換時期についても同程度となるでしょう。
耐用年数近くまで使用したデジタルホワイトボード(電子黒板)は、交換時期が近いと考えたほうが良いでしょう。
耐用年数とは、いわば製品の寿命を指しますが、耐用年数が近いとは言え製品が使えなくなるわけではありません。ただしスペックが古い以上、機能性や省電力性などの点で、さまざまな不具合を経験することもあります。
ちなみにデジタルホワイトボード(電子黒板)の隣接製品である業務用ディスプレイは、おおむね5年前後で耐用年数を迎えると言われています。5年前後で何らかの不具合を感じたら、交換時期と言えるかもしれません。
購入した当初に比べて画面表示が劣化したと感じた場合、交換を検討する目安となります。
画面表示の劣化とは、たとえば画面にスジが入る現象、画面の一部が点滅する現象などです。画面全体が暗く感じられたり、色ムラが著しいと感じられたりしたときも、画面表示の劣化と考えて良いでしょう。
ただし中には、バックライトを交換するだけで画面表示の不具合が改善することもあります。修理可能かどうかを専門業者に確認してもらい、修理可能であれば修理代と新品購入代を比較のうえ、適宜判断しましょう。
ボタン操作をした際、頻繁にエラーが出るようになったときも交換を検討する時期となるでしょう。
なお、リモコンで操作したときにだけエラーが出る場合には、リモコン機の故障の可能性があります。本体の故障かどうかを確認するためには、かならず本体のボタンで操作してみましょう。
デジタルホワイトボード(電子黒板)の交換時期について、業務用ディスプレイの情報を基に解説しました。
デジタルホワイトボード(電子黒板)の耐用年数は4~5年と考えられますが、実際に4~5年で故障して使えなくなる例は、むしろ稀です。長ければ10年程度使えるかもしれません。
ただし、購入してから年数がたてばたつほど、デジタルホワイトボード(電子黒板)をとりまく別の機器が進化を続けます。これらの進化に対応し、常に高い機能を発揮させ続付けるためには、適当な年数が来たら交換するという選択肢が理想かもしれません。
デジタルホワイトボード(電子黒板)の用途を再確認し、年数にかかわらず、機能的に交換すべき時期と判断したときに交換する、というスタンスが良いのではないでしょうか。
デジタルホワイトボードは、シンプル機能でコスパの良い製品から、機能が豊富で様々なシチュエーションに対応できる製品までさまざま。「機能が複雑で活用できなかった」「必要な機能が備わっていなかった」など、導入後に後悔しないためには、オーバースペックでもアンダースペックでもない、自社の用途にマッチした機能を持つ製品を選ぶ必要があります。
以下の3つの機能はデジタルホワイトボードが持つ機能を分類したもの。実際に職場で利用している様子を思い浮かべながら、自社ではどの機能が欲しいかを選んでみましょう。
白い画面に加え、プレゼン資料、写真、工程表などを投影しながら、書き込むことができる基本的な機能。
オフライン会議に関する課題を抱える企業なら、こういった基本的な機能だけを持つ製品で十分解決できます。
参加人数の多いWeb会議になると、今誰が話しているかがわからなくなり、議論がいまいち盛り上がらないという経験はございませんか?
そういったWeb会議を活性化したい企業には、カメラやスピーカーにこだわった製品がオススメ。
遠隔地にある開発部/工場との図面のやりとりの質を向上したい企業にオススメなのが相互書き込み機能。
「通常のWeb会議では指摘が正しく伝わらない。かといって現地へ訪問するにはコストがかかる」といった課題を解決してくれます。
※選定条件
「デジタルホワイトボード」でGoogle検索して上位10ページ内に表示された23社のうち、下記の条件に合う3社を選定(2022年3月時点)。
①基本的な機能重視
基本的な機能だけを持つ製品の中で、モニター性能が最も高い(4Kかつ450cdという高輝度)。
②高性能カメラ/スピーカー重視
Web会議に役立つ「発言者の顔を自動でクローズアップする機能」を唯一持つ。
③相互書き込み機能重視
相互書き込み機能がある製品の内、同じ製品を持つ遠隔間での共有可能台数が一番多い(最大20台)。