このページでは、研究室や研究機関におけるデジタルホワイトボードの使い方や導入事例などをまとめています。
デジタルホワイトボードは、口頭だけでは理解が難しい複雑なデータや概念を図や文章として表現できます。その場でページ追加や板書エリアを自由に切り替えられる機能の搭載された製品なら、スムーズな討論が可能になるなどインタラクティブな研究発表が可能となるでしょう。
また、製品によっては画面上に誰でもコメントを残せるので、即時的なフィードバックを得ることが可能です。そのため、デジタルホワイトボードは研究活動の効果的なサポートが期待できます。
ホワイトボードを活用すれば、研究中に作った資料をデータとしてそのまま共有・保存できます。誰でも簡単に資料へアクセスできるようになるので、時間的負担がかかりにくいです。共有方法にはファイル形式やQRコードなどさまざまな種類があるため、希望に合わせたものを選べます。
また、デジタルホワイトボードを使用によってペーパーレス化を促せるので、印刷費の削減が可能です。環境への負担軽減にもつながるなど、スマートな研究活動を行えるでしょう。
私立医科大学・日本医科大学では、デジタルホワイトボードをスモールグループラーニングで活用しています。
同校では、教員主導から学生主体の少人数制学習に力を入れており、より議論をしやすい環境を整えるためにデジタルホワイトボードを導入。これにより、資料や画像へのリアルタイムな書き込み・保存が可能となり、学習からの議論がスムーズになりました。レントゲン画像なども鮮明に映し出せるため、画像診断能力の向上にも一役買っているようです。
独立行政法人 防災科学技術研究所 防災システム研究センターは、地震や津波といった災害に対して、防災現場に役立つような研究を行っている施設です。
同研究センターでは、災害リスクに関する知識を深めるため、Webを活用してさまざまな防災情報を発信しています。幅広い年代の人に分かりやすく情報を伝えるためにデジタルホワイトボードを導入しており、導入後は直感的な操作により、1人1人が関心のある情報にたどり着けるようになるなど、理解度の向上につながっています。
一口にデジタルホワイトボードといっても、シンプルな機能でコスパの良い製品から、機能が豊富で多様なシチュエーションに対応できる製品までさまざまです。
「機能がありすぎて使いこなせなかった」「必要な機能が備わっていなかった」など、導入後に後悔しないためには、自社の用途にマッチした機能を持つ製品を選ぶよう注意しましょう。
ここでは、ビジネス向け製品を取り扱うデジタルホワイトボード(電子ホワイトボード)を調査。活用シーン別に、おすすめの製品を紹介します。自社の活用シーンを思い浮かべながらチェックしてみてください。
社内会議に特化したシンプルな機能を持つデジタルホワイトボードのうち、最も低コストで導入できる
離れた拠点間においても、スムーズな相互編集や、遅延なく高品質な映像を配信できる独自技術を備える
高品質ディスプレイ&タッチセンサーで、より臨場感ある視覚表現やストレスないタッチ体験を実現できる
▼選定基準
■おすすめの理由:Googleで「デジタルホワイトボード」として検索して調査した32社より、下記理由より選定(2024.3.20時点)
・ミライタッチBiz…調査した32社中、社内会議向けに「書く・映す・共有する」に特化しており、価格表記がある製品のうち、65型で437,800円(税込)~と最も安い※実際の販売価格は、販売店により異なる。
・RICOH InteractiveWhiteboard...調査した32社中、唯一独自のイントラネットワークとストリーミング技術により、RICOH IWB同士で同時に編集ができる。
・BIG PAD...調査した32社中、唯一最高輝度450cd/m2以上、およびきめ細かい位置検出が可能な静電容量方式タッチパネルを採用。