ここでは、官公庁でデジタルホワイトボード(電子黒板)がどのように活用されているのかをまとめています。実際に導入されている事例もご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
さまざまな目的でデジタルホワイトボードを導入する官公庁が増えています。 まず、官公庁では会議や説明会の場で活用されています。デジタルホワイドボードは、映し出した資料に書き込みが可能なため、手元に用意する資料を減らせます。
また、プロジェクターにつなぐ必要がなくなるので、会場設営の準備の手間が省けるほか、会場レイアウトの制約がなくなることなどもメリットです。 また、写真の拡大や情報を瞬時に共有できる特性を生かして、市役所などが災害時、各支所と連携する場面でも使用されています。デジタルホワイトボードでテレビ会議を行うこともでき、災害時には欠かせないツールになっています。
そのほか、空港など観光客が多く訪れる場所では、多言語表示の大型マップとして利用されています。タッチ操作で言語が切り替わり、近隣の施設へ案内してくれるので、訪日客のサービス向上にもつながっています。
下関市役所では、下関港国際ターミナルにデジタルホワイトボードを導入しました。下関港国際ターミナルは、海外からの観光客やビジネス客を迎え入れる玄関口です。
そのため、多言語で表示できる大型マップを活用し、近隣施設への案内をわかりやすくすることが課題でした。デジタルホワイドボードの導入で、タッチ操作で表示言語が切り替わる4か国語対応の周辺マップの設置が実現。
周辺の商業施設などへのルート案内がわかりやすくなり、訪日客へのサービスが向上したほか、地域の活性化にもつながっています。
ハローワーク諫早では、デジタルホワイトボード機能のほか、動画再生、資料表示と、合わせて3つの機能を導入しています。以前は、週1回行う雇用保険の受給者向け説明会をホワイトボードを用いて開催していましたが、書いたり消したりするのが面倒だと感じていました。
デジタルホワイドボードを始めとする3つの機能を導入してからは、映し出された資料に直接書き込みできるようになったため、説明会がスムーズに行えるようになりました。
また、手元資料を減らせるようになったことから、参加者の顔を見ながら説明できるようになり、集中して聞いてくれる方が増えたということです。
北見市役所では、災害対応の迅速化のために、デジタルホワイトボードを用いたテレビ会議システムを導入しました。豪雪時などに設置される北見市役所の災害対策本部では、ホワイトボードを使用して情報をまとめていましたが、確認しずらく、情報共有が上手くできない場面が多々ありました。
デジタルホワイトボードを活用したテレビ会議システムを導入後は、各支所との情報共有を円滑に行えるようになり、災害対応に遅れが生じるリスクを減らすことにつながりました。また、タッチ操作で写真を拡大して表示できるので、状況確認もしやすくなりました。
一口にデジタルホワイトボードといっても、シンプルな機能でコスパの良い製品から、機能が豊富で多様なシチュエーションに対応できる製品までさまざまです。
「機能がありすぎて使いこなせなかった」「必要な機能が備わっていなかった」など、導入後に後悔しないためには、自社の用途にマッチした機能を持つ製品を選ぶよう注意しましょう。
ここでは、ビジネス向け製品を取り扱うデジタルホワイトボード(電子ホワイトボード)を調査。活用シーン別に、おすすめの製品を紹介します。自社の活用シーンを思い浮かべながらチェックしてみてください。
離れた拠点間においても、スムーズな相互編集や、遅延なく高品質な映像を配信できる独自技術を備える
高品質ディスプレイ&タッチセンサーで、より臨場感ある視覚表現やストレスないタッチ体験を実現できる
▼選定基準
■おすすめの理由:Googleで「デジタルホワイトボード」として検索して調査した32社より、下記理由より選定(2024.3.20時点)
・ミライタッチBiz…調査した32社中、社内会議向けに「書く・映す・共有する」に特化しており、価格表記がある製品のうち、65型で437,800円(税込)~と最も安い※実際の販売価格は、販売店により異なる。
・RICOH InteractiveWhiteboard...調査した32社中、唯一独自のイントラネットワークとストリーミング技術により、RICOH IWB同士で同時に編集ができる。
・BIG PAD...調査した32社中、唯一最高輝度450cd/m2以上、およびきめ細かい位置検出が可能な静電容量方式タッチパネルを採用。