ここでは、自動車販売店でのデジタルホワイトボード(電子黒板)の活用法についてご紹介します。実際の導入事例もピックアップしていますので、参考にしてみてください。
自動車販売店では、様々な場面でデジタルホワイトボードが活用されています。 まず1つ目が、商談の場です。商談ブースの中央にデジタルホワイトボードを設置することで、複数人でもカタログなどが見やすくなるほか、タッチパネルでお客様が自由に情報にアクセスできるようになります。
2つ目がキッズスペースです。自動車販売店にはお子様連れの家族が多く訪れます。キッズスペースのデジタルホワイトボードにお子様向けコンテンツを用意することで、商談に集中できるでしょう。
3つ目がバックヤードです。会議や打ち合わせ、情報共有に活用することで、業務の効率化につながります。 このように、自動車販売店でホワイトボードを導入することで、全体的な顧客満足度のアップにつながるほか、従業員の業務効率化にも役立ちます。
株式会社グッドスピードでは、商談ルームにデジタルホワイトボードを設置しています。導入のきっかけは、最大規模の店舗をオープンさせるのにあたり、中古車販売のイメージを一新するような店舗を作りたいと考えていてことや、お子様連れのお客様にも集中してもらえる環境を提供したいと考えていたことでした。
商談ルームの真ん中に4台のデジタルホワイトボードを配置したことで、スタイリッシュな情報発信ツールになったほか、タッチパネルを搭載しているため、自由に情報にアクセスできるようになりました。
また、キッズコーナーにもデジタルホワイトボードを設置し、お子様向けコンテンツで遊べるようにしたことで、商談に集中できる環境も実現しています。
ネッツトヨタ東京株式会社では、ポスターやカタログのデジタル化を進める中で、さらに情報発信を強化するためにデジタルホワイドボードを導入しました。
「お客様との絆を深めていく」をコンセプトに掲げ、店舗入り口や待合コーナー、商談テーブル、キッズコーナーなど、各コーナーにデジタルホワイトボードを設置。
点検整備中の車の映像をリアルタイムで見られるようになり待ち時間のサービスが向上したほか、バックヤードにも設置し会議で活用することで、従業員の業務効率化にも役立っています。
株式会社ビッグモーターでは、会社説明会や店長会議にデジタルホワイトボードを導入しました。週2回行う新卒採用説明会では、18面マルチにPR動画などを流すことでインパクトのある企業PRが行えるようになり、新卒のエントリーが3倍に増えました。
また、店長会議に参加する200人全員に配布していた資料が削減でき、ペーパーレス化につながっただけでなく、大画面で映し出されることでわかりやすくなったという声も多く聞かれています。
そのほかの会議でもデジタルホワイトボードが活用されていて、会議の効率化につながっています。
デジタルホワイトボードは、シンプル機能でコスパの良い製品から、機能が豊富で様々なシチュエーションに対応できる製品までさまざま。「機能が複雑で活用できなかった」「必要な機能が備わっていなかった」など、導入後に後悔しないためには、オーバースペックでもアンダースペックでもない、自社の用途にマッチした機能を持つ製品を選ぶ必要があります。
以下の3つの機能はデジタルホワイトボードが持つ機能を分類したもの。実際に職場で利用している様子を思い浮かべながら、自社ではどの機能が欲しいかを選んでみましょう。
白い画面に加え、プレゼン資料、写真、工程表などを投影しながら、書き込むことができる基本的な機能。
オフライン会議に関する課題を抱える企業なら、こういった基本的な機能だけを持つ製品で十分解決できます。
参加人数の多いWeb会議になると、今誰が話しているかがわからなくなり、議論がいまいち盛り上がらないという経験はございませんか?
そういったWeb会議を活性化したい企業には、カメラやスピーカーにこだわった製品がオススメ。
遠隔地にある開発部/工場との図面のやりとりの質を向上したい企業にオススメなのが相互書き込み機能。
「通常のWeb会議では指摘が正しく伝わらない。かといって現地へ訪問するにはコストがかかる」といった課題を解決してくれます。
※選定条件
「デジタルホワイトボード」でGoogle検索して上位10ページ内に表示された23社のうち、下記の条件に合う3社を選定(2022年3月時点)。
①基本的な機能重視
基本的な機能だけを持つ製品の中で、モニター性能が最も高い(4Kかつ450cdという高輝度)。
②高性能カメラ/スピーカー重視
Web会議に役立つ「発言者の顔を自動でクローズアップする機能」を唯一持つ。
③相互書き込み機能重視
相互書き込み機能がある製品の内、同じ製品を持つ遠隔間での共有可能台数が一番多い(最大20台)。